個人事業主における「決算」と「確定申告」の違いとは？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

法人に決算は必要ですが、個人事業主も決算は必要なのでしょうか。

確定申告はしているけど決算をしている覚えがく不安に感じている方もいらっしゃいますよね。

今回は、個人事業主の「決算」と「確定申告」の違いについてお伝えします。

▼個人事業主の決算とは

個人事業主の会計期間は1月1日から12月31日までとなります。

以上のことから、個人事業主の決算日は12月31日となります。

個人事業主の決算の目的は、1年間の利益がどれくらいあったかを明確にする事です。

▼「決算」と「確定申告」は違う

■決算は1年間の利益を算出するもの

決算は、決算期における利益がどれくらいあったのかを算出して明確にする事が目的です。

■確定申告は所得税を計算し申告する

確定申告は、決算で出た1年間の利益に対して所得税がどれくらいかかるのかを明確にして申告をする行為です。

以上の事から、決算と確定申告には明確な違いがあります。

意識せずに確定申告の一連の流れとしてやっている方にとっては、決算をしている意識がない場合もあります。

しかし、決算をしていなければ確定申告における所得税の計算は不可能でしょう。

▼まとめ

今回は、個人事業主の「決算」と「確定申告」の違いについてお伝えしました。

個人事業主の決算は1年間の利益を明確にする事、確定申告は、決算から弾き出した税金を申告する事です。

やすだ会計事務所では、決算や確定申告についてのご相談をお待ちしております。

初回は無料でご相談いただけます。