決算における帳簿の役割とは？どうして帳簿をつけなければならない？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

帳簿を作成した事がない方にとっては、帳簿とはどのようなものか分かりづらいものです。

なんとなく取引の流れを記載しているだけというイメージがある方もいらっしゃるでしょう。

今回は、決算における帳簿の役割についてお伝えします。

▼どうして帳簿をつけなければならない？

決算における帳簿の役割として、株主等に現在どれくらい財産があり、今期どれくらいの利益が出たのかを報告する為の根拠というものがあります。

株主にとっては、この結果によって株を持ち続けるかどうか判断する大きな要素となるので、決算における帳簿の記載は重要な意味を持ちます。

▼決算における帳簿

■損益計算書

損益計算書は会社の業績を表します。

売上から仕入と経費を差し引いたものが利益となりますが、これを各項目ごとに計算して分かりやすくします。

■貸借対照表

貸借対照表は、会社の財産を表します。

設備や不動産等のプラスの財産だけではなく、借入金のようなマイナスの財産も記載します。

貸借対照表も損益計算書同様、基本であり重要な帳簿です。

▼まとめ

今回は、決算における帳簿の役割についてお伝えしました。

帳簿は株主や債権者に、どれくらい利益が出て財産が現在どれくらいあるかという事を報告する為に必要な物です。

やすだ会計事務所では、決算や帳簿に精通した会計のプロが、決算や帳簿に関するお悩みを初回無料でお伺いして解決しています。 お気軽にご相談下さい。