会社設立時の口座開設について

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

会社設立時に口座開設をする方がほとんどだと思いますが、一般的な口座と違い厳しい審査や様々な書類が必要になります。

そのため、口座開設のやり方や必要な書類などを把握しておかなければ、審査に通らない場合もあります。

そこで今回は、会社設立時の口座開設について解説していきます。

▼必要な書類

会社設立時の口座開設に必要な書類は、登記事項証明書・定款・会社実印・銀行印・代表取締役の印鑑証明書などです。

この他にも、銀行で記載する書類や身分証明書などが必要になるので、忘れないようにしましょう。

▼口座開設が難しいケース

必要な書類を全て用意しても、審査に通りにくいケースがあります。

■資本金が少なすぎる場合

現在は資本金の下限がないので1円からでも口座開設は可能ですが、実際資本金が少なすぎる場合は金融機関が断ることが多いです。

資本金は会社の信用度にもなるので、もちろん多い方が信用でき口座開設も容易になります。

■事業内容が曖昧な場合

口座開設の際には、会社の事業目的を記載した定款を提出します。

ここに記載された事業内容や目的が曖昧な場合、会社の実態を掴むことが難しいので口座開設が難しくなります。

そのため、定款にはしっかりとした事業目的を記載するようにしましょう。

▼まとめ

会社設立時の口座開設は一般的な口座開設と異なる部分が多いので、事前にやり方や注意点を把握しておくことが大切です。

きちんと口座開設ができるか不安な方は、気軽に弊社にご相談ください。