相続税の基礎控除額はいくら？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

相続税には基礎控除があるのをご存知ですか？

今回は相続税の基礎控除について見てきます。

▼相続税の基礎控除とは

相続税の基礎控除とは、遺産を受け取る際の「この額までは税金がかからない」というルールのこと。

受け取る遺産の額が基礎控除額を下回っていれば、確定申告の必要はありません。

基礎控除は、どんな人であっても受けられますよ。

▼基礎控除の計算方法

相続税の基礎控除額は、次のように計算できます。

3,000万円+(法定相続人の数×600万円) 最低でも3,600万円までは相続税がかかりません。

ちなみに法定相続人が複数いた場合、そのなかに相続放棄をする人がいても、その人の分も法定相続人の数にカウントされます。

▼相続財産には評価がある

相続する財産には次に示すように、「いくらの価値がある」という評価が存在します。

・現金は、そのままの金額が評価額

・建物は固定資産税評価額

・株は相続が発生した日の終値

・自動車や絵画などは売った場合の金額

ちなみに生命保険金や死亡退職金には「500万円×法定相続人の数」という控除が適用されます。

▼まとめ

相続税には基礎控除があります。

今回はご紹介しきれませんでしたが、「被相続人に妻子がいる場合、養子は1人まで法定相続人になれる」といった、さまざまなルールがあります。

初めて相続するかたは少し混乱するかもしれません。

橋本市で相続に関してのご相談やお問い合わせは、「やすだ会計事務所」まで、お気軽にどうぞ。