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税理士が教える「法人税」の基礎についてのお話

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税理士が教える「法人税」の基礎についてのお話

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2018/02/20 税理士が教える「法人税」の基礎についてのお話

こんにちは。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

 

会社を経営する際に、多くの方が不安に思うポイントが「税金」です。中でも、一般的にはあまり注目されない「法人税」に不安を残している方も多いのではないでしょうか。

昨年201712月に、2018年度の税制改正の内容が正式に決定しました。

2018年度の改正の一つに「法人税の削減」があります。例として、設立2年目以降の会社が従業員の給料を上げれば、税額を安くするという所得拡大促進税制が大幅に改正されました。法人税の基礎と、このような税制改正をしっかりと理解している方はうまく経営方針を考えることができるでしょう。

法人税は、会社設立時からずっと付き合っていかなければならない税金です。今回は、「法人税について全くわからない」とお悩みの方へ、まずは法人税とはどのような税金か、どのように計算するものかという基礎知識についてお話しします。

 

■法人税とは?

個人の所得に対して課税される所得税は、みなさんなじみがあるのではないでしょうか。

法人税とは、個人の所得税に相当する「法人の所得に対して課税される」税金です。

法人税の特徴は、主に以下の3つが挙げられます。

 

・国税:国に治める税金である

・直接税:税金を負担する担税者と、納める納税者が同じである

・申告納税方式:納税者が税金を計算して、申告納付する方法である

 

法人税は、株式会社や有限会社をはじめとする「普通法人」の場合、原則全所得に課税されます。国や地方公共団体で運営されている「公共法人」や、営利を目的としない「公益法人」には、法人税は原則非課税です。

 

■法人税の計算方法

前述のとおり、法人税は会社の「利益」ではなく「所得」に課税されます。

 

商法による企業会計に従うと、利益は以下の式で表されます。

「利益 = 収益-費用,損失」

一方、税法による税金計算に従うと、所得は以下の式で表されます。

「所得 = 益金―損金」

 

企業会計による項目を調整し、所得を計算します。

所得を計算し、さらにその所得に対して、一定の税率をかけることで法人税額が決定します。

つまり、最終的な法人税の計算式は、

「法人税=所得×法人税率」となります。

 

 

 

 

今回は、会社を設立される方にとって大切な、法人税の基礎知識についてお話ししました。

「法人税の基礎はわかったけれど、これから詳しい知識や節税方法まで学ぶ余裕がない」という方もいらっしゃるでしょう。やすだ会計事務所は設立の際の税金の不安をお持ちの方のお手伝いをいたします。ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

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