困った時に役に立つ！相続の相談はどこで行えばよいの？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

相続に関して相談する先には、いくつか存在しています。

ただ、実際に相談するとなった場合には、費用が発生する場合もあるので相談先は慎重に選ぶことが重要です。

ここでは、相続の相談先について解説します。

▼弁護士

弁護士に相談する場合、争族と呼ばれる相続人間の争いに発展しているケースがあります。

話し合いがうまく進展せず、遺産分割調停や審判など裁判所での手続きが必要になると、弁護士でしか対応できないという場合もあるのです。

揉め事が解消できる反面、時間がかかるというデメリットもあります。

▼司法書士

司法書士に相談する場合は、不動産の名義変更に関する内容が多くなります。

最初は違う方に相談していても、最終的には司法書士に依頼することが多いので、結果的に最初から司法書士に相談した方がスムーズに事が進むことが多いです。

▼信託銀行

信託銀行の場合、主に相続コンサルティング業務を行っています。

より有利な形で相続を進めることができる反面、料金が高いのが難点です。

▼税理士

税理士でしかできないこととして、相続税の申告があります。

3,600万円超の相続財産がある場合に相続税の申告が必要になりますが、その手続は複雑です。

よって、最初から税理士に相談してスムーズに進めるのが得策です。

▼まとめ

相続に関する相談先は数多くありますが、それぞれの事象において相談先を変化させることが重要です。

また、目的がある程度明確になっていれば、最初から相談して事を進めるのもよいでしょう。