所得税の確定申告が必要な人はどんな人？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

所得税の確定申告が必要なのは、どんな人なのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

▼確定申告が必要な人

一般的に次のような人は、確定申告が必要になります。

・自営業やフリーランスなど個人事業主

・一時所得がある人(所得税が、所得を得るための支出+最高50万円を超える人)

・不動産や株などの収入がある人

・公的年金の受給者

また必ず確定申告が必要でなくても、次のような人は確定申告をすると納税額が減り、お得になります。

・中途退社後にアルバイトや無職だった人

・1年間で10万円以上の医療費を支払っている人

・初めて住宅ローン控除を受ける人

・ふるさと納税で2,000円以上寄付している人

・災害などで所得税の猶予を受けている人

▼確定申告しないとペナルティが発生する

確定申告をしないと、次のようなペナルティが発生します。

・最高14.6％の延滞税がかかる

・青色申告の控除が最大10万円まで減額される

・2年連続で延滞すると青色申告が取り消される

・最高20％の無申告加算税が取られる

確定申告をしないとデメリットが多いので、必ず確定申告を行いましょう。

▼確定申告が必要な人

次のような場合は確定申告をする必要がありません。

・会社で年末調整を受けている人

・副収入が20万円以下

・年間の所得が38万円以下

▼まとめ

確定申告が必ず必要な人、するとお得になる人、しなくてもいい人の3パターンがあります。

確定申告についての疑問やご質問があるかたは、やすだ会計事務所までお気軽にご相談ください。