法人の確定申告はどうすればいい？必要な4つの確定申告とは

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

法人の確定申告と個人事業主の確定申告は違います。

法人は4つの確定申告をする事になるので、ちょっとわかりにくく感じられる方もいらっしゃるでしょう。

今回は、法人の確定申告についてお伝えします。

▼法人の確定申告は個人事業主とは違う

個人事業主の確定申告は、所得を明確にして税金を申告して納付する事が目的となりますが、法人は経営状態がどんな状態かを明確にする事が目的となっています。

▼法人に必要な4つの確定申告とは

■法人税の確定申告

法人税は決算書そのままの数字で計算されません。

法人税の考え方に合わせて損益計算書を修正して作る事になります。

■消費税の確定申告

課税売上高が1,000万円以下の法人は免税事業者となります。

免税事業者となると、消費税の申告・納税義務が免除されます。

課税売上高が5,000万円以下の法人は簡易課税制度を利用できます。

■法人都道府県民税および法人事業税の確定申告

法人は本店や事業所がある都道府県に、「法人都道府県民税および法人事業税」の申告と納付が必要です。

事業所がいくつかある場合は、均等割は事業所ごとに課税されます。

■法人市町村民税の確定申告

法人は本店や事業所がある市町村に法人市町村民税の申告と納付を行わなければなりません。

こちらも、事業所がいくつかある場合は、均等割は事業所ごとに課税されます。

▼まとめ

今回は、法人の確定申告についてお伝えしました。

法人は個人事業主と違って、法人税の確定申告、消費税の確定申告、法人都道府県民税および法人事業税の確定申告、法人市町村民税の確定申告が必要です。

やすだ会計事務所では、個人事業主の確定申告と比べ複雑な法人の確定申告に精通した税理士が対応しております。

橋本市でサポートが必要な際は、お気軽にご相談下さい。