法人の税理士事務所とは？

おはようございます。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

税理士事務所の中には「税理士法人」という形態で運営されているところもあります。

法人とつくかどうかで業務の内容に違いはあるのでしょうか？

今回は法人の税理士事務所について解説します。

▼税理士法人＝2人以上の税理士がいる 「税理士事務所」という名前で運営されているところは、基本的に税理士が一人で運営しています。

それに対して「税理士法人」という名称のところは、2人以上の税理士が在籍しています。

言い換えるなら、「税理士事務所」は税理士が個人事業主となって開業している事務所です。

「税理士法人」は法人、つまり会社として運営されているというわけですね。

■業務内容に違いはない 「税理士事務所」も「税理士法人」も、業務内容は同じです。

税務関連の相談や会計業務、申告書の作成など、税金に関するあらゆる相談や実務を受け付けています。

税金の額の大小も関係ありませんから、依頼したい内容によって両者を使い分ける必要はありません。

■法人は支店展開できる 実は、税理士法人が税理士事務所と異なる点がひとつあります。

税理士法人は会社ですから、「支店」という形で複数の事務所を運営することができます。

遠くに引っ越した先でも懇意の税理士の支店に依頼したいという場合は、税理士法人を利用したほうが良いかもしれません。

しかし特にこだわらないようであれば、法人かどうかを強く意識する必要はないでしょう。

▼まとめ 法人の税理士も、そうでない税理士も、税金の問題と真摯に向き合う姿勢は変わりません。 ぜひ信頼できる税理士に依頼して、スムーズに税務の手続きを行ってください。