2018年6月6日の記事

    会社設立の手続きをする方法と注意点についてのまとめ

    こんにちは。やすだ会計事務所の代表税理士保田です。

    会社を設立したいという考えをお持ちの方の中に、具体的な会社設立方法について知りたいという方はいらっしゃいませんか?
    「会社を設立したい」という気持ちは持っていても、設立に関してはあまり分かっていないという方も多いのではないかと思います。

    そこで今回の記事では、税理士事務所として会社設立の手続き方法を簡単にご説明いたします。
    そして、手続きの際の注意点についてもまとめました。
    この記事があなたの会社設立のお役に立つことができれば幸いです。

    〇会社を設立するときの手続き方法について

    会社を設立する際には二つのステップを踏む必要があります。

    一つ目は公証役場へ出向いて「定款の認証手続き」という書類を提出すること。
    そして二つ目が、法務局へ出向いて「登記申請手続き」という書類を提出することです。

    またこの二つ目の書類に関しては法務局へ直接出向く必要はなく、郵送でも構いません。
    ここで「定款とは?」「登記申請手続きとは?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思いますので、以下でご説明いたします。

    ・定款とは?

    定款とは会社の名前、住所、規則などが記されている会社の憲法のようなものを指します。
    この定款認証手続きを経ることで、新しく設立される予定の会社の憲法に法的違反がないことが証明されることになります。

    ・登記申請手続きとは?

    まず登記申請の言葉を分解して「登記」について説明します。

    登記とはある物事の権利義務関係を社会全体に対して公開することを指します。
    登記には不動産や会社設立の他、成年後後見人の登記や船舶の登記などが存在します。

    そしてこの登記を取り扱っているのが法務局です。
    この申請手続きをすることによって、新しく生まれた会社はその権利義務関係が認められることになります。

    この定款の法的証明を得てから、会社設立を申請することによって、あなたの会社は設立することができるのです。
    ちなみに、あなたの会社の創業記念日は登記申請書が法務局で受理された日にちになります。

    〇会社設立をする際の注意点について

    会社を設立するためには、二つの書類を提出する必要があることをご理解いただけたと思いますが、すぐに書類作成に取り掛かる前に、こちらにも目を通していただければと思います。
    以下では書類作成の際の注意点についてご紹介します。

    ・「さあ会社を設立するにあたって必要な人材は揃ったし、それぞれにどんな役職を与えるのか考えよう」という段階になって、「私達は少数精鋭でやっていくつもりだ。まず取締役に監査役、そして会計監査役だろ…。もう一人監査役が必要かな?」という風に、全ての人物を何かの役職に就かせたがる方がいらっしゃいますが、それはご自身の間で決めていただければ結構ですので、何も定款にまで明確に記す必要はありません。

    そんなことをしていては、監査役が入れ替わる度に登記をやり直す必要が出てきます。
    大きな会社では監査役が何人か存在しており、変わったら申請をやり直すという方法も取られていますが、あなたの会社の規模を考えてみてください。
    最初は株主総会と取締役のみを記載するようにすると良いでしょう。

    ・会社の定款を認証してもらったり、登記を提出したりする際に、会社を登録するにあたっての税金としてお金がかかることを覚えておきましょう。
    具体的にいくらかかるのか気になるところだと思います。

    まず定款を認証してもらうのにかかる手数料は5万円です。
    そしてその定款を紙媒体で行う場合にはその印紙代として更に4万円がかかりますので、合計で9万円必要になります。
    そして登記にかかる費用は15万円です。

    ・あなたの会社は決算日をいつにしようか考えていますか?
    「他の会社を見ている限り、3月末が一般的だからうちの会社も3月末かな?」という理由から安易に決算日を決めてしまってはいけません。

    そんなあなたに質問したいことは「あなたの会社が一番繁忙期を迎えるのはいつですか?そして一番儲からないと思われる時期はいつですか?または年間を通じて一定の収益が見込める業種ですか?」という3点です。

    もしあなたが設立しようと考えている会社の繁忙期が3月であれば、決算日を3月にしないことをオススメします。
    なぜならその3月の収益を見て、あなたの会社から取るべき税金の額が法人税として決められてしまうからです。

    反対に、もしあなたの会社が年間を通じて一定の収益を見込めるような業種なのであれば、決算書の時期を3月にしても全然構わないでしょう。

    この点については、これから設立を考えている業種が一番繁忙期を迎えるのはいつなのか?是非調査してみてください。

    今回は会社設立の方法とその際の注意点について解説しました。
    会社の設立方法に対する漠然とした不安感を拭うことはできたでしょうか。
    この記事を参考にして、あなただけの素晴らしい会社を設立していただければ幸いです。

    また、会社を設立してから後悔しないためにもこの記事の注意点にしっかりと目を通しておくことをオススメします。
    「まだまだ会社設立について相談したいことがある」という方は、ぜひ一度、やすだ会計事務所までご相談くださいね。

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